#第55回スーパーマーケット・トレードショー2021視察(幕張メッセ)

市場動向

第55回スーパーマーケット・トレードショー2021視察を紹介いたします。2月19日(金)に伺いました。

今回は、新型コロナ感染拡大に伴い、事前登録の方のみ入場できます。 今年は、昨年より出店数が少ない状況で、参加者数も少ない状況でした。主催団体は、全日本スーパーマーケット協会/実行委員会です。

会期:2021年2月17日(水)18日(木)19日(金) 、会場:幕張メッセ 全館。内容:スーパーマーケット・トレードショーは、スーパーマーケットを中心とする食品流通業界に最新情報を発信する商談展示会です。全国のスーパーマーケットを中心とした小売業をはじめ、卸・商社、中食、外食、海外などから多数のバイヤーにご来場いただいており、出展者の新たな販路やビジネスチャンスにつながる場として、今回で55回目の開催となります。  私自身、毎年視察しておりますが、国内の地域の商品の紹介が大変に興味をもっています。

今年は、全社「コロナ禍での感染対策、非接触型サービス、人手不足対策」に対する対応が紹介されていました。

<JR海浜幕張駅・駅前>

<地元、千葉ロッテマリーンズ>

<幕張メッセ・会場>

今回は、寺岡精工を紹介いたします。小売業・飲食業・製造メーカー等でのPOSレジ、包装機器・はかり・ラベルプリンター等のメーカーです。私達の利用するスーパーマーケットでは、多くの企業が導入しています。今回は、新規導入の代表的な機器を担当の方から説明をいただきました。

<寺岡精工>コロナ禍でのスーパーマーケット(サービス業)の非接触、キャッシュレス要望に即応。結果、顧客の信頼と非接触、慢性的人手不足解消につながるレジの実際。生産性向上。

①視察①「ペットボトル減容回収機・ボトルスカッシュ」→コープこうべ、コープさっぽろ導入。質の高いリサイクル原料としてペットボトルを回収し、社会的価値を創出する「リサイクルの入口」に。寄付先を選べるドネーション機能やポイントカードとの連携などでお客様にリサイクルへの参加を後押し。/「寄付先/地域団体登録」/500mlペット×約280本回収可能/缶&ビン等は除外反応

②視察②「■セルフ量り売り棚システム「All-in-One Rack」/※アメリカバルク販売量り売りPLU登録ではなく、事前に専用瓶を購入の上購入。商品の番号を押し、購入するとセルフ量り計量器と連動して風袋自動引きの上、価格プリンターシールがでる仕組み。今後、プラスチック削減の流れの中での対応。約75cm幅の棚に、セルフ計量器「SM-6000SSR」、ディスペンサー/スクープビンを収納。モーションセンサー「e.Sense」と風袋の自動引きシステムにより、新しいセルフ量り売りを実現。

■<参考・社会環境変化>「サステナブルプロジェクト「Loop」21年3月始動」/Loopは、グローバルリテイラー、日本ではイオンがキーになって展開容器の再利用を目指す循環型のプラットフォーム。-Loop Japan合同会社が設立され、推進●容器再利用のショッピングプラットフォームLoop-日本ではメーカー22社が容器リユースに取り組む。・アース製薬、味の素、江崎グリコ、エステー、大塚製薬、キッコーマン、キリンビール、サントリー、資生堂、P&Gジャパン、ユニ・チャーム、ロッテなど■企業社会的使命「環境負荷削減に資するシステムの構築を検討したい」

②視察3「フルセルフレジ「HappySelf(Generation3)」「キャッシュレスタイプ」「Shop&Go」視察。フルセルフレジとスマホレジ専用精算機の計9台で構成する実店舗のチェックアウトエリアを会場に再現し、「アテンダントの最少化」を目的に、1人の店舗従業員が9台のレジに対応可能な「ワン・アテンダント」を実演。実験導入「マルト商事・社長紹介・森山店先行店舗。現在、富士通導入。400坪。フルレジ3台、セミレジ8台、Shop&Go6台。結果レジ投入人時40%減。キャッシュレス決済67%(※CGCハウスカード)。昨対比106%売上推移。Shop&Go利用者は、朝9時~10時「子育て層&70代層」が高い。逆に、50代前後の層は利用が少ない。※非接触対応&生産性向上効果🔴、レジシステムは、店舗の人手不足解消とお客様のレジ待ち時間解消につながることから、セミセルフレジがスーパーマーケットでの日常になってきました。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、お客様自らが商品バーコードを読み取り、精算まですべて行うフルセルフレジや、店舗内で商品バーコードをスキャンしながら買い物を行うスマホレジなど、非接触につながるレジシステムに対応している。益々、コロナ禍で生活様式が大きく変わり、非接触、非対面での店舗運営、また、キャッシュレス決済化が進む状況である。Shop&Goは、通常レジとでレジにかかる時間(商品の袋詰めまで)を比較したところ、約9分から30秒に短縮可能とのこと。。「Shop&Go」では、レジ精算時には商品スキャンが完了しており、マイバッグに商品を入れながら買い物できるので、商品の袋詰め時間も不要です。

視察④「■自動貼りサーマルラベルプリンター「HC-800FL LL(フレキシブルラベラー)」。環境にやさしいライナーレスラベラーを搭載。表示情報の膨大化に伴うラベルサイズ拡大の需要に対応し、従来のラベル上下貼りを一新したC-wrapとTop&Sideの新貼り付け方式により、利便性を向上とのこと。

視察⑤「T@POPカート」→みやぎ生協先行導入。「T@POP」は、流通小売業の人手不足という問題点と、複雑化するPOP付け外し作業の効率化という課題を、紙POPとESL (電子棚札) をハイブリッドで使用する事で解決するソリューション。「T@POPカート」はソリューションのキーアイテムで、従来はバックヤードと売り場で分かれていた紙POPとESLの一連の作成作業を、オンデマンドで売場で完結。/売場でハンデイターミナルで「価格・表示」変更ができることは効率があがるようである。又、POPも見やすくなった/コストは導入枚数で計算するとのこと。

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